中学受験プロ 家庭教師に学ぶ、これだけは押さえておきたい!
家庭教師に学ぶ、合否を分ける、3つのポイント
【ポイント1:中学受験はチーム戦(子ども一人で頑張るものではありません!】
アテネオリンピックで多くの日本人選手がメダル獲得したのは、未だ記憶に新しいかと思います。
(私も連日夜更かしをしながら、テレビにかじり付いて応援しました)
ではメダルを取れたのは、彼らが他の外国人選手より何倍も努力をしたからでしょうか?
水泳で2冠を達成した北島選手には、映像解析、運動生理学、
戦略分析、筋力トレーニング、コンディショニングなど、
「チーム北島5人衆」と呼ばれる専門スタッフが、彼を支えました。
トレーニングの軸が「根性」から「科学」へと変化した事で、
本人に己の課題を気づかせたり、選手独自のトレーニングや
コンディションづくりが行われたそうです。
もちろんご本人の才能や、人一倍の努力が前提としてありますが、
それ以上に「チーム総合力」こそ、メダル獲得の勝因でしょう。
中学受験でも同じことが言えます。それは
科学的な分析とは、模試の結果の分析。
独自のトレーニング法とはお子さんに合わせたカリキュラムを意味します。
限られた時間で結果を出さなければならない場合、普通のカリキュラムでは無駄が多すぎます。
「その子に合わせた頑張り方」に基づいて頑張るからこそ、結果を出せるんです。
(具体的な「頑張り方」についてはこの後の「 ポイント2・ ポイント3」で詳しくお話します。)
「頑張れ!」と応援するだけでは、ただの観客です。
お子さん一人に頑張らせるのではなく、お母さんやお父さん、塾や家庭教師、
それぞれのスタッフ(家庭教師)が、各自の役割をしっかり理解してサポートする「チーム体制」こそ、
合格への第一歩です。
次は、28年ぶりに王者奪還を果たした「体操」を例に、模試についてお話します。
体操の得点は、大技を決めることで加点を狙うことも出来ますが、基本的に「減点法」です。
ですから、最高難度スーパーEの大技が無くても、1つ1つの技がまったく乱れない
安定した演技をすれば、金メダルを獲得出来ます。
同様に、中学受験でも苦手を無くし、ミスを無くす事こそ、合格への一番の近道だと言えるでしょう。
その「苦手」を探す一番の手掛かりとなるのが、 「模試」です。
これが二つ目のポイント。
どの塾でも模試を行いますが、模試の解説をしてくれる塾はわずかです。
だからこそ、自分で復習しなければいけません。
貴重な情報源が詰まったデータベースであり、最高のテキストですから、うまく使いましょう。
具体的な勉強方法は以下のとおりです。
- 最低でも2回、出来れば3回解く。
- (模試を受けたその日に、家でもう一度全部解く。そして返却されたら。間違えている箇所だけもう一回解く。)
- 間違いを「ミス」と「理解不足」に分別する。
- (復習するのは「理解不足」が原因で解けなかった問題のみ。)
- 理解するまで解説を音読する。
- (音読後、塾のテキストから類似問題を抜き出してやらせ、解ければ完璧です。)
漠然とした「苦手科目」ではなく、「苦手な単元や能力(暗記・読解・計算能力など個々の素質)」を
細かく把握できれば、後はそれを潰すだけ。
苦手を潰す第一歩は、「苦手」をより正確に、より細かく把握する事です。
算数が苦手だから、他の教科の2倍勉強する!これではもっと算数を嫌いにしてしまうだけです。

苦手を把握したら、次はその「潰し方」。「算数」と「国語」を例に挙げてみました。ご参考下さい。
最後に塾についてお話したいと思います。
(現在塾に通っていないご家庭や、塾での成績が順調な方は読み飛ばして下さい。)
多くの家庭教師派遣会社(家庭教師センター)は塾を否定しますが、私はそうは思いません。
塾は非常に有効です。
専門家によって作られたテキストと、データや実績を基にしたカリキュラムによって、
効率的に受験範囲を学習出来るからです。
しかし秋以降の勉強では、効率が悪くなる場合があるので注意して下さい。
既に理解している単元を何度も勉強したり、しっかり理解していない苦手な単元を、
まとめや復習で終わらせてしまうからです。
秋からの塾は「通う」のではなく「活かす」
これが最後のポイントです。
塾のカリキュラムは全体練習。
基礎体力の向上には大きな効果を発揮しますが、苦手の克服には無駄が多い事も否めません。
合格を左右するのは自主トレ、つまり家に帰ってから何を勉強するかにかかっています。
模試や志望校対策など、「塾でしか出来ない勉強」と、
苦手な単元を徹底的にやり直す「家でしか出来ない勉強」を使い分けましょう。
早稲田アシストでは、四谷大塚、日能研、SAPIX、早稲田アカデミー、栄光ゼミナールなどの
大手中学受験塾のフォローとして、家庭教師をするケースが多数あります。
これまでの指導の中で培った「塾の活用法」をご紹介しますので、是非お役立て下さい。
残り時間は限られています。
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